この記事の目次
愛犬が亡くなったらどうする?
愛犬が亡くなった時、どうすればいいのか分からない事が多いと思います。
家族の一員として大切な愛犬だけに、丁寧に看取ってあげたい。
自宅で出来ることをまとめてみました。
最初にやることは?
まず、遺骸をタオルで包みます。
体温が下がってくると、もしノミがいた場合、逃げ出してくるのでタオルで包みましょう。
ノミがいないと思ってもタオルで包んだ方がいいでしょう。
体温が感じられなくなったら、包んだタオルを捨てます。
また、目や鼻、口から体液が出る場合もあるので、ペットシートやビニールシートなどを引いておくと安心です。
清めて移動する
次に、身体を清めます。
できれば死後硬直が始まるまでに、しっかり絞ったタオルで体をキレイに拭いて清めます。
この時にまぶたを閉じさせたり、手足を寝ている時のように整え、段ボールやゲージに移動させます。
この時、中型犬の場合は抱きかかえやすいようにしておきましょう。
移動させた段ボールやゲージの中に愛犬安らかに眠れるようにが愛用していたタオルや、ぬいぐるみなどを入れてあげるのもいいでしょう。
大型犬の場合は家から出せるように注意してください。
体を冷やす
埋葬や火葬までの間、冷やしましょう。
内臓や頭を重点的に保冷材やドライアイスで冷やします。
その際、冷気が逃げないようにタオルをかけておきましょう。
火葬または埋葬は、夏場で1~2日、冬場でも2~3日のうちに済ませるように、準備を進めます。
※ドライアイスの取り扱い
保冷材より十分に冷やすことができますが、取り扱いには注意が必要です。
やけどをしてしまうので直接触らず、軍手などを着用し風通しの良い場所で使用します。
密度が高くなると有害なので、車の中など密室での使用は喚起を十分に行ってください。
愛犬の遺骸の葬送方法は?
愛犬が亡くなった時、遺骸をどうしたらいいのか。
家族の一員として大切な存在の愛犬を、近年は動物専門の葬祭業者に依頼する人が多くなって、年々増加傾向にあり、火葬が一般的となっています。
長年一緒に暮らした愛犬は我が子同然で、手厚く供養してあげたいと思うのは当然のことですね。
しかし、
愛犬の死骸は、人と同じく遺体や死体という扱いはうけません。
ペットは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第2条第1項、第2項」により、一般廃棄物として位置づけられています。
飼い主にとっては大切な家族でも、他人からすると『動物の死体』なのです。
また、ペットの死骸は一般廃棄物として分類されているので、ほとんどの自治体ではゴミとして有料で処分してくれます。
処分には1,000円~5,000円ほどの費用がかかり、一般のゴミと同じ焼却炉で処分する場合と、動物遺骸専用の焼却炉で処分する場合があり自治体によって異なります。
遺骸となった愛犬の3つの葬送方法
葬送方法は3つあります。
1.自宅の庭に穴を掘って埋める、土葬。
2.自治体に処分を依頼する。
3.ペット専門葬祭業者に依頼する、火葬。
最近では、ペット専門葬祭業者に依頼して火葬される方が多いです。
他の2つに比べて費用がかかりますが、心情や今後のことも考えると、火葬はおすすめです。
愛犬と家族にあった葬送方法を選ぶとよいでしょう。