
54歳の会社社長・小久保護容疑者が、MLB東京シリーズの観戦チケットを不正転売し巨額の利益を得て逮捕されました。
なぜ経営者である小久保容疑者が違法行為に手を染めたのか――その背景には、会社の資金繰りに追い詰められ、「難しい手続きなしで手っ取り早く資金を調達したい」という切実な思いがあったとされています。
本記事では、こくぼまもる疑者の生い立ちや経歴、そして不正転売に至った経緯を詳しく掘り下げます。
小久保護のプロフィール
アメリカ大リーグのMLB東京シリーズのドジャース戦などのチケットを、1枚200万円もの高額で不正転売した疑いで、男が逮捕されました。会社役員の小久保護容疑者(54)は、男女3人にMLB東京シリーズの観戦チケット12枚を不正に転売した疑いが持たれています。 小久保容疑者は、MLB東京シリーズのチケット62枚を22人に不正転売していて、最も高いものは1枚200万円ほどで転売し、あわせて約2180万円の不正な利益を得ていました。
yahooニュースより
アメリカ大リーグのMLB東京シリーズのドジャース戦などのチケットを、1枚200万円もの高額で不正転売した疑いで、男が逮捕されました。
会社役員の小久保護容疑者(54)は、男女3人にMLB東京シリーズの観戦チケット12枚を不正に転売した疑いが持たれています。
小久保容疑者は、MLB東京シリーズのチケット62枚を22人に不正転売していて、最も高いものは1枚200万円ほどで転売し、あわせて約2180万円の不正な利益を得ていたといいます。
小久保まもる容疑者はどんな人物だったのでしょうか。
氏名:小久保 護(こくぼ まもる)
年齢:54歳(2025年時点)
居住地:千葉県船橋市
職業:飲食店設備会社の社長
小久保容疑者は、千葉県船橋市に住み、飲食店向けの設備関連事業を営む会社の社長として活動していました。
会社名や創業年、従業員数などの詳細は報道されていませんが、法人向けの仕入れや設備納入などを手掛けていたとみられます。
生い立ちや学歴
54歳という年齢から推察すると、バブル崩壊後の厳しい時代に社会人となり、経営者としての道を歩んできた可能性があります。しかし、家業を継いだのか、自ら起業したのかなどの詳細は明らかになっていません。
会社経営と資金繰りの現実
飲食店設備会社の経営は、景気や飲食業界の動向に大きく左右されます。
コロナ禍以降、飲食業界全体が厳しい状況に置かれ、設備投資の減少や取引先の減少など、資金繰りに苦しむ中小企業経営者は少なくありません。
小久保容疑者も例外ではなく、
と供述しています。
「難しい手続きなしで手っ取り早く資金を調達したかった」
小久保容疑者は、2022年頃からプロ野球やMLBなどの人気チケットを大量に取得し、不正転売を繰り返していたとみられています。
その背景には、銀行融資や公的支援などの「正規の資金調達」には審査や手続きが必要であり、時間もかかるという現実があります。
資金調達の一般的な選択肢
銀行や信用金庫からの融資
日本政策金融公庫など公的機関の支援
ファクタリングや売掛金の早期回収
資産売却や経費削減
これらの方法は、書類作成や審査、担保の用意など多くのハードルがあり、すぐに現金化できるとは限りません。
そのため、「難しい手続きなしで手っ取り早く資金を調達したい」と考えた小久保容疑者は、人気チケットの転売という“抜け道”に目をつけたのです。
不正転売の手口
こくぼ護容疑者は、法人向けのチケット販売サイトを利用し、自身や経営する会社、さらには家族名義の複数の会社で大量にチケットを申し込んでいました。
こうして手に入れたチケットを、転売サイトで1枚あたり最大約200万円という高額で販売。結果として、62枚のチケットを転売し、約2180万円もの利益を得ていたとされています。
特に、2025年3月のMLB東京シリーズ(ドジャース対カブス戦など)は、大谷翔平選手の出場もあり、チケットの需要が非常に高かったため、転売価格も高騰しました。
逮捕とその後
2025年2月、警視庁は小久保容疑者がチケット12枚(定価43万円相当)を都内の男女3人に約790万円で不正転売した疑いで逮捕しました。
さらに調べを進めると、2022年以降、同様の手口でプロ野球やMLBのチケット転売を繰り返していたことが判明。
入手困難なプラチナチケット62枚を22人に売りさばき、約2180万円を儲けていたとみられます。
警視庁によると、最も高く売ったチケットは1枚約200万円。不正な転売価格としては過去最高額になるといいます。
自分の会社の赤字を転売で手にしたお金で埋めていたという小久保容疑者。チケットの不正な転売は2022年から繰り返していたといいいます。
まとめ
小久保護容疑者は、飲食店設備会社の社長として経営の苦境に直面し、「難しい手続きなしで手っ取り早く資金を調達したい」という思いから、不正転売という違法行為に手を染めました。
彼の生い立ちや経歴の詳細は明らかになっていませんが、資金繰りに苦しむ中小企業経営者が、安易な方法に頼ってしまう現実を浮き彫りにしています。
正規の資金調達は確かにハードルが高いものですが、不正転売は犯罪であり、社会的にも大きな問題です。
経営者としての苦悩と、そこから生まれた過ちを、私たちは他人事とせず、社会全体で考えていく必要があるでしょう。
世間の反応
▪詳細は分からないが、これは不正転売防止法違反かな。内容からして恐らく申告してないだろうから税務処理も怪しいな。脱税もからんでくるのだろうか。こういう輩は徹底的に排除して欲しいですね。チケットだけではなく、限定グッズなどの転売も厳しく取り締まる法律を作って欲しい。古物商法も甘すぎる。メルカリやラクマなどのプラットホームも法規制に入れるべき。
▪禁止行為は当然アウトだが、そのチケットを購入した連中も全て洗い出してほしい。そう言うのが消えれば少しずつだけど転売行為も減らせれるのでは。
▪しかし62枚も手に入れれるのが凄いな。甲子園のチケットでもネットがダウンして座席選ぶページまでもいかないのに。転売の転売の転売なのかな?
▪凄いな。1番知りたいのは入手困難なプラチナチケット62枚をどうやって手に入れたかだ。
▪そもそもどうやってチケットを取得出来たのかしりたい
yahooコメントより