
2025年6月、TOKIOの国分太一が「複数のコンプライアンス違反」を理由に無期限活動休止となったニュースは、芸能界はもちろん社会全体に衝撃を与えました。
好感度タレントとして知られてきた国分太一に、一体何があったのか――。週刊文春電子版の有料記事や関係各所の証言、現場スタッフの声をもとに、“放送できない収録現場”の裏側を徹底的に追います。
国分太一コンプラ違反はセクハラ! 明るく親しみやすい キャラに隠された裏の顔
国分太一の裏の顔!「実は嫌われていた」後輩やロケ先での評判は悪かった
文春が暴いた「複数のわいせつ事案」と現場の実態
週刊文春電子版は、国分太一の「複数のわいせつ事案」として、収録現場で起きていた衝撃的な出来事を明らかにしています。
男性ADを「全裸で川に」年イチ“恐怖のキャンプ”
ロケ現場で、ほっとひと息ついたADなどの若手男性スタッフに、国分はこう言い放つ。
場の空気を察したスタッフはその場で全裸になり、川を泳がざるを得なくなるなど辱めを受けたといいます。
これは単なるバラエティの“ノリ”や“罰ゲーム”の域を超え、パワハラ・セクハラの両面を持つ行為として現場スタッフの間で恐怖の対象となっていました。
LINEでの卑猥な要求や画像送信
『ザ!鉄腕!DASH!!』の収録現場では、番組スタッフに対してLINEで卑猥な動画や画像を送りつけたり、逆に
といった要求を繰り返していたことも報じられています。
被害者は筋骨隆々の男性スタッフで、番組内でも顔出ししていた人物だったという証言も。
パワハラ・セクハラ体質の常態化
現場証言によると、国分太一は収録時に自分の機嫌が悪いとスタッフに怒号を飛ばし、命令口調で接するなど、パワハラ的な態度が日常的に見られたといいます。
AP(アシスタントプロデューサー)への暴行
「不手際があったAPに激昂し、ボコボコにしてしまった」
「1000万円で示談になった」
といった具体的な暴力行為も報道されています
女性スタッフへのセクハラ
女性スタッフに対しても猥褻な映像を送りつけたり、卑猥な画像を要求したりする行為が複数確認されており、これを苦に日テレを去ったスタッフもいるといわれています。
国分太一の裏の顔!「実は嫌われていた」後輩やロケ先での評判は悪かった
なぜ長年“放送できなかった”のか
こうした国分太一の問題行動は、なぜ長年表沙汰にならなかったのでしょうか。
・現場の“忖度”と沈黙の文化
国分はプロデューサーやスポンサーなど“上”にはペコペコする一方、現場の下っ端スタッフには横柄な態度をとることで知られていました。
彼が収録現場で気分が乗らないと「国分待ち」と呼ばれるほど、現場の進行が止まることも珍しくなかったといいます。
・被害者の性別と報道の壁
今回のセクハラの被害者が男性スタッフだったことも、メディアが報道に慎重になった理由の一つです。
同性間のハラスメントはLGBTQ差別と受け取られるリスクがあり、日テレ側も会見で「被害者のプライバシー」を理由に詳細を明かさなかった背景には、こうした配慮もあったと業界関係者は指摘しています。
過去の言動や“裏の顔”も明るみに
文春や他の週刊誌報道では、国分が過去にも同僚や後輩、スタッフに対して陰湿なイジリや高圧的な態度を取っていたことも指摘されています。
仲間への陰湿なイジリ
TOKIOメンバーの松岡昌宏を笑いものにするなど、陰湿な言動も現場で目撃されていました。
“裏の顔”が表に出るまでの経緯
5月27日:日本テレビが国分太一の問題行為を初めて認識し、担当者からの報告で調査を開始。第三者弁護士も関与。
6月上旬〜6月17日:日テレによるヒアリングや事実確認などの調査が行われる。
6月18日:日本テレビが国分太一に番組降板を申し入れ、本人も了承。
6月20日早朝:国分太一の活動休止報道が一斉に出る。
6月20日:日本テレビが正式に発表、社長会見を実施。STARTO ENTERTAINMENTや本人も同日中にコメントを発表。
6月20日以降:詳細が伏せられる中、SNSやネットで憶測が拡大。関係者証言や週刊誌報道で「裏の顔」――スタッフへのパワハラ・セクハラ、横柄な態度など――が次々と明るみに。
6月21日以降:複数のメディアが国分太一の“裏の顔”や現場での問題行為を具体的に報道。過去の横柄な態度やパワハラ・セクハラ疑惑も掘り起こされる。
このように、調査開始から公式発表、そして報道ラッシュを経て“裏の顔”が一気に表に出る経緯となりました。
芸能界・社会に与えたインパクトと今後
国分太一の一連の問題行動は、芸能界の
「権力構造の再生産」
という構造的な問題をも浮き彫りにしました。
好感度タレントとして長年活躍してきた国分の“裏の顔”が暴かれたことで、現場スタッフや関係者の間には「やっと表に出た」という安堵の声もある一方、業界全体の体質改善を求める声も高まっています。
まとめ:
週刊文春有料記事や各種報道が暴いた国分太一の“放送できない収録現場”の裏側は、パワハラ・セクハラ・暴力行為が複数年にわたり常態化していたという深刻なものでした。
被害者の性別や業界の沈黙体質が、問題の表面化を遅らせていた現実も明らかになりました。
今後、芸能界全体がこうした構造的な問題にどう向き合うのか、注目が集まります。