
日本女子バスケットボール界でひときわ輝く存在、それが馬瓜エブリン選手です。
2021年東京五輪での銀メダル獲得、そして2024年パリ五輪代表入りなど、圧倒的な実績と明るいキャラクターで多くのファンを魅了しています。
しかし、彼女の強さと明るさを支える原点には、特別な家族の存在があります。
今回は、馬瓜エブリン選手の「すごい」家族構成と、姉妹で日本代表を果たした背景、さらに両親のサポート秘話に迫ります。
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馬瓜家の家族構成
馬瓜エブリン選手の家族は4人。
父:ニコラスさん
母:フランシスカさん
長女:馬瓜エブリンさん(本人)
次女:馬瓜ステファニーさん
両親はガーナ出身で、日本に移住後、家族全員で日本国籍(当時の制度上、未成年の姉妹だけの帰化はできなかったため一家で帰化)を取得しています。
ガーナから日本へ、両親の挑戦
馬瓜家の物語は、父ニコラスさんがエンジニアの勉強のためにガーナから日本へ留学したことに始まります。
母フランシスカさんは、ニコラスさんを追うように日本に渡り、異国の地で新たな生活をスタートさせました。
日本語が分からず、文化も全く異なる環境での生活は決して容易ではありません。
父は愛知県内の自動車部品工場でエンジニアとして働き、母は家庭を支え、子どもたちの成長を見守りました。

姉妹で日本代表!馬瓜エブリンとステファニー
馬瓜家のもう一つの「すごさ」は、姉妹そろって日本代表選手になったことです。
姉妹は幼い頃から互いに切磋琢磨し、時にはいじめや偏見に立ち向かいながらも、強い絆で支え合ってきたといいます。

家族のサポートと文化の融合
馬瓜家では、ガーナの文化と日本の文化が自然に混在していました。家庭ではガーナ料理が食卓に並び、手で食べる習慣も大切にされていました。

苦難を乗り越えた家族の絆
エブリン選手は、肌の色の違いから子ども時代に悩みを抱えたこともありました。
しかし、母フランシスカさんの「違いを喜びに変えなさい」という言葉が、エブリン選手の心を救いました。

あなたはガーナ人だから周りと違って当たり前。違いを喜びに変えなさい
また、エブリン選手が「日本代表になりたい」と夢を語ったとき、両親は家族全員で日本国籍を取得し、夢の実現を全力でサポートしています。
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姉妹から母へのスペシャルな親孝行
2024年、姉妹は母フランシスカさんに特注ユニフォームをプレゼントしました。前面は妹ステファニーの背番号、背面は姉エブリンの背番号という、姉妹両方を応援できるデザインです。

先日母に、スペシャルユニフォームをプレゼントをしてきました!🎁
前はエブリン、後ろはステファニーで縫い直して、
ちゃんと2人を応援できるようにと🤣🤣💕
試合応援する時に使ってください☺️🇫🇷
このエピソードはSNSでも大きな反響を呼び、「最高の親孝行!」とファンから絶賛されました。
家族との日常とリフレッシュ
馬瓜家は家族の時間をとても大切にしており、特に外食やキャンプ、海辺での時間を楽しむことが多いそうです。
お気に入りのレストランは「ブロンコビリー」。家族での食事や旅行が、エブリン選手のリフレッシュやモチベーション維持につながっています。
また、馬瓜エブリンさんは2023年6月1日から2024年5月31日までの期間、ブロンコビリーのアンバサダーを務めていました。
この期間中、馬瓜エブリンさんはブロンコビリーの様々なプロモーション活動に参加し、お店のPRに貢献しています。
まとめ:家族の力がエブリンの原動力
馬瓜エブリン選手の強さと明るさ、その根底には「家族の絆」と「両親のサポート」があります。
異文化を乗り越え、姉妹で日本代表という夢を叶えた馬瓜家。両親の努力、姉妹の支え合い、そして家族の温かさが、エブリン選手の原動力となっています。
彼女の活躍の裏には、家族の物語がいつも寄り添っているのです。