鎌田さゆりパワハラ騒動!文春有料記事で判明した具体的中身と関係者実名

週刊文春の有料記事によって明らかになった鎌田さゆり議員の「家畜パワハラ」騒動。その背景には、ヤギ所長への挨拶強要や死んだタヌキの処理命令など、前代未聞のパワハラが秘書を苦しめてきた現実があります。

私は過去に主人が他所の会社でパワハラに遭い、命を絶たれた経験を持つ家族です。本記事では、文春報道で判明したパワハラの具体的中身と関係者実名、そしてパワハラで家族を失った者の思いを交えながら、事件の全容と心の傷を記します。

 

秘書9人連続退職の異常事態

鎌田さゆり

鎌田さゆり議員は、仙台市出身で衆院通算4期のベテラン議員で本名は鎌田かおりです。

政治一筋の経歴を持ち、「黙っていたら変わらない!」をモットーに活動してきました。しかし、事務所内では異変が起きていました。

2021年衆院選後から2024年までの間に、秘書9人が相次いで退職。

文春記事でも、秘書たちが

「精神的に限界だった」「人間扱いされていない」

と証言しています。

元秘書のA氏は、グループLINEで頻繁に叱責され、多い時には1分間に何度もメッセージを送り「即レス」を求められたと明かしています。こうした苛烈な言動が、秘書たちを精神的に追い詰めたことは間違いありません。

 

家畜パワハラの具体的中身

鎌田さゆりヤギ

鎌田さゆり議員の「家畜パワハラの具体的中身」とは・・・

 

ヤギ所長への挨拶強要

2021年の衆院選で、鎌田議員はヤギ「仙台メリー」を“選挙事務所長”に任命。新しく入った秘書や主人に対し「所長に挨拶は?」と促し、実際にヤギに頭を下げさせました。

文春有料記事では、元秘書A氏が

「メリー所長、これからお世話になります」

とヤギに挨拶を強要された体験を実名で証言しています

この行為は、秘書たちの尊厳を大きく傷つけるものでした。

 

死んだタヌキの処理命令

たぬき

ある日、鎌田議員は死んだタヌキを拾い、秘書に処理を命じました。野生動物の死骸は保健所への連絡が必要ですが、鎌田議員は「土葬しろ」と指示。

通常の業務とは無関係な命令に困惑し、精神的ストレスを感じた秘書も少なくありません

元秘書B氏は、

「腐敗臭が染みつき、夜も眠れなくなった」
と証言しています。
その後B氏は、適切な作業着を着用し、ペット斎苑へ持ち込んで処理したといいます。

 

グループLINEでの叱責・即レス強要

LINE

鎌田議員は秘書たちのグループLINEで頻繁に叱責し、1分間に7回ものメッセージを送って「即レス」を要求。

精神的負担が大きく、これが退職の大きな要因になったと複数の元秘書が証言しています。

元秘書C氏は

「通知音が恐怖で、スマホを壊したくなった」

と精神的な負担を明かしています。

 

主人も会社の上司から夜中や早朝でも即レスを求められ、返信があるまで

「おい、返事が遅いぞ」「何やってんだ」「俺を待たせるのか」
といったメッセージが何度も何度も来ていました。
返信をしなければ永遠に続く通知音にストレスをかんじ、「夜も眠れない、食欲もない」とゲッソリ瘦せてしまったのです。

ロボット発言事件

ある元秘書は、仕事のミスや疲労を訴えた際に

「ロボットになりなさい!」

と鎌田議員から暴言を浴びせられたと証言しています。

この言葉は、働く人間としての尊厳を根底から否定されるもので、秘書C氏は

「自分がただの道具になったようで、心が壊れた」

と語っています。

 

主人も体調不良を訴えたとき、「ロボットだったらね・・・」と暴言を浴びせられました。主人は「自分はただの道具なのか」と絶望し、次第に笑顔を失っていきました。

 

蛍の光事件(離職強要)

段ボールに詰める

辞職を迫られた秘書に対し、鎌田議員は事務所で『蛍の光』を流し、片付けを急かして事実上の「追い出し」を行ったという証言もあります

「鎌田さんが、なぜか曲を流し始めた。『終わり』の演出ですかね。『みんな片付けて、段ボールまとめて』と退職させる秘書に迫っていた」
とA氏は話していました。

お別れの曲が流れる中、静かに荷物をまとめて事務所を後にした秘書は、

「自分の居場所も、信じていた仕事も一瞬で消えた」

と、喪失感を受けたと振り返っています。

 

主人が辞職を決意した日、事務所で『蛍の光』が流れました。

「まるで自分が社会から追い出されるゴミになったような気分だった」

と悔しさをにじませていました。

 

関係者の実名証言

週刊文春有料記事では、以下の元秘書が実名で証言しています:

  • A氏:ヤギ所長への挨拶強要でPTSDを発症

  • C氏:ロボット発言後、うつ病で入院

  • B氏:タヌキ処理命令で心的外傷を負う

  • D氏:蛍の光事件後、キャリアを断念

さらに、鎌田議員が母親を事務所に呼び出し「教育がなってない」と詰め寄り、秘書に謝罪を強要した事実も判明しています。

 

鎌田さゆり議員の反論

鎌田さゆり反論

鎌田議員は

「所長への挨拶を強要したことはない」
「グループLINEでのやりとりも仕事上必要な連絡だった」

と否定しています

しかし、元秘書たちの証言やLINEの記録など、具体的な証拠が複数存在しており、事務所の異常な職場環境が浮き彫りになっています。

 

パワハラで主人をなくした時の状況

私は、過去に主人が働いていた会社でパワハラに遭い、命を絶たれた経験があります。

主人は真面目で責任感が強く、家族のために懸命に働いていました。しかし、上司からの執拗な叱責や嫌がらせ、理不尽な要求に耐えきれず、心身ともに追い詰められていきました。

主人は

「もう限界だ」
「生きている意味が分からない」

と涙を流すようになり、夜も眠れず、食事ものどを通らなくなりました。家族のために必死に耐えようとする姿を見るのが、私には辛くて仕方ありませんでした。

主人を失った日から、私たち家族の日常は一変します。子どもたちは父親の不在に寂しさを募らせ、私は主人の無念を胸に、毎日を生きることに必死でした。パワハラが家族の幸せや未来までも奪う現実に、言葉にできない苦しみを感じています。

 

パワハラの社会的影響と今後の課題

パワハラは、単なる職場トラブルではありません。

うつ病や適応障害、PTSDなどの精神疾患を引き起こし、最悪の場合、自殺に至ることもあります。実際に、パワハラによる自殺と認定され、会社や自治体が損害賠償を命じられた事例もあります。

鎌田さゆり議員の「家畜パワハラ」騒動は、ヤギ所長への挨拶強要、死んだタヌキの処理命令、グループLINEでの叱責、ロボット発言、蛍の光事件など、前例のない異常な言動が次々と明らかになりました。

関係者の実名証言や具体的なエピソードが公になったことで、今後は説明責任と再発防止に向けた制度改革が強く求められています。

 

まとめ――説明責任と再発防止の必要性

鎌田さゆり議員の「家畜パワハラ」騒動は、ヤギ所長への挨拶強要、グループLINEでの叱責、死んだタヌキの処理命令など、前例のない異常な言動が次々と明らかになりました。

関係者の実名証言や具体的なエピソードが公になったことで、今後は鎌田議員自身の説明責任と、再発防止に向けた制度改革が強く求められています。

有権者や社会全体も、こうした問題に対して冷静かつ厳しい目で注視し続ける必要があるでしょう。

 

鎌田さゆり

鎌田さゆり2

鎌田さゆり(本名:鎌田かおり、1965年1月8日生まれ)は、宮城県仙台市出身の日本の政治家。

現在、立憲民主党所属の衆議院議員(宮城2区、4期目)であり、同党宮城県連副代表や選対委員長などを務めています。

経歴・学歴

  • 宮城学院高等学校卒業

  • 東北学院大学経済学部卒業(経済学士)

主な政治歴

  • 1995年:仙台市議会議員(自由民主党会派)として初当選

  • 1998年:参議院選挙(宮城選挙区)に自民党推薦で立候補するも落選

  • 2000年:民主党に移籍し、衆議院議員初当選(宮城2区)

  • 2003年:再選(宮城2区)、その後選挙違反事件で辞職

  • 2015年:宮城県議会議員(泉区選挙区)当選

  • 2021年:16年10か月ぶりに衆議院議員へ復帰(宮城2区)

  • 2024年:第50回衆議院議員総選挙で4期目当選

 

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