森山勇二の経歴!「変態教員グループ」教員としてのキャリアに隠された闇

名古屋市立小学校の主幹教諭として、地域や保護者・児童から信頼を集めていた森山勇二。

しかし、2025年6月、彼の名は日本中に衝撃をもたらす「変態教員グループ」の中心人物として報じられました。

今回は、もりやまゆうじの経歴と「模範的教員」の仮面の裏に潜んでいた闇について、事実をもとに詳しく解説します。

 

森山勇二のプロフィールと教員キャリア

森山勇二

女子児童の下着などを盗撮しSNSのグループチャットで画像を共有したとして複数の教員が逮捕された事件。名古屋市の主幹教諭の森山勇二容疑者(42歳)がグループチャットを管理する形で10人近くの教員が参加しており、現時点で森山容疑者含め計3名の現役教員が逮捕されている。変態教員グループの信じられない行為に、保護者や元教え子らは絶句している。
Yahooニュースより

女子児童の下着などを盗撮しSNSのグループチャットで画像を共有したとして複数の教員が逮捕された事件。

名古屋市の主幹教諭の森山勇二容疑者(42歳)がグループチャットを管理する形で10人近くの教員が参加しており、現時点で森山容疑者含め計3名の現役教員が逮捕されている。

変態教員グループの信じられない行為に、保護者や元教え子らは絶句している。

森山勇二(もりやま ゆうじ)

  • 年齢:42歳(2025年6月時点)

  • 住所:愛知県名古屋市天白区菅田

  • 職業:名古屋市立小学校 主幹教諭

  • 教員歴:16年以上

学歴と生い立ち

森山容疑者は愛知県内の進学校を卒業後、教育学部を有する大学(愛知教育大学や名古屋大学教育学部、中京大学などが有力候補)に進学。

学生時代から教育実習を重ね、地元名古屋で教員採用試験に合格し、小学校教員としてのキャリアをスタートさせました。

勤務歴と役職

  • 2009年4月~2015年3月:名古屋市立旭丘小学校で教員として勤務

  • 2015年4月~2023年3月:名古屋市立大宝小学校に異動。2020年度には4年生の学年主任を務めるなど、同僚からの信頼も厚く、優等生的なキャリアを積み重ねてきました

  • 2023年4月~2025年6月(逮捕時):名古屋市立小坂小学校へ。2024年4月からは校長・教頭に次ぐナンバー3の「主幹教諭」に昇進。学校運営の中枢を担い、他の教職員への指導・助言にもあたるリーダー職でした。

「模範的教師」の仮面と地域での評判

もりやまゆうじ容疑者は児童や保護者からも

「優しい」
「親しみやすい」
「子どもと一緒に考えてくれる先生」

として知られ、学校行事や集合写真の撮影なども担当。

担任が不在の時は代わりにクラスを受け持ち、子どもたちからも人気があったといいます。

「驚きました。全然明るい感じで分からなかったです。みんなと気軽に話しているという感じ」

「担任の先生が出張とかでいない時に代わりに来てくれた。面白系の話で授業が終わったら、みんなで森山先生のところに行って盛り上がっていた」
― 森山が勤務していた小学校の卒業生の声

このように、外からは「模範的な教師」として高く評価されていた森山容疑者。しかし、その裏では想像を絶する闇が潜んでいたのです。

 

教員の「聖域」を悪用した組織的犯罪

森山勇二2

事件の概要

2025年6月、森山勇二容疑者は「性的姿態等撮影・性的影像記録提供等」の容疑で逮捕されました。

容疑は、女子児童の下着姿などを盗撮し、その画像や動画(約70点)を小中学校教員だけのSNSグループチャットで共有していたというもの。

森山はこのグループの創設者であり管理者、いわば首謀者として中心的な役割を担っていました

犯行の手口と実態

  • 盗撮は学校内や校外学習先など、児童の学びの場で行われていた

  • 共有された画像・動画には、児童の顔写真をAIで合成したディープフェイク画像も含まれていた

  • グループ内では「これはいいですね」「こんな機会があってうらやましい」など、互いの犯行を称賛し合うやりとりが常態化

  • グループには全国の小中学校教員約10人が参加し、森山が管理・承認などコミュニティ維持の中心を担っていた

このネットワークの存在は、別件で起訴された教員のスマートフォン解析から発覚しました。

警察の調べに対し、もりやま勇二容疑者は容疑を認めています。

 

教育現場の「評価システム」と倫理の崩壊

森山勇二容疑者は、学級担任→学年主任→主幹教諭と、現代公教育の評価システムを着実に駆け上がった人物です。管理職候補として高い評価を受けていたことは間違いありません

しかし、今回の事件は、外面的な評価や制度だけでは教員個人の内面や倫理観の欠如を見抜けないという教育界の構造的な限界を浮き彫りにしました。

 

事件の社会的影響と今後の課題

森山容疑者の逮捕は、教育現場に対する信頼を根底から揺るがすものでした。

名古屋市は「子どもたちを守るべき立場の人間がこうしたことをするのは言語道断」とし、同様の事案が他にないか独自調査を進めています。

「子どもたちは何を信じればいいのか。全国でそういうグループを作り、画像を共有しあっていた。なんのために教員になったんだ。本当に申し訳ないとともに、怒りに満ちあふれている」

― 名古屋市長のコメント

 

まとめ:

森山勇二容疑者は、表向きは「模範的な教員」としてキャリアを積み、地域や保護者・児童からも信頼されていました。しかし、その仮面の裏で、教育現場という聖域を悪用し、組織的かつ計画的な児童盗撮・画像共有という犯罪に手を染めていたのです。

この事件は、教員の採用や評価、人事制度の根本的な見直し、そして教育現場の倫理教育の再構築を社会に突きつけています。子どもたちの未来を守るために、今こそ「仮面」の奥に潜む闇を見抜く仕組み作りが求められています。

 

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